発症は11人に1人?今、知っておきたい「乳がん」の話~風俗業界で働くのなら~

乳がんはどんな女性にも起こり得る病気です。乳がんに対する正しい知識と、普段から自分でもできるセルフチェックを習慣付けることで、早期発見や早期治療をすることができます。そして、早期発見や早期治療をすれば、9割が完治するというデータもあります。今回は乳がんの原因や自分でできるセルフチェック方法、病院での検査方法と併せて乳がんの予防に効果があることを紹介していきたいと思います!

発症は11人に1人?今、知っておきたい「乳がん」の話~風俗業界で働くのなら~

乳がんの原因やリスクを高める要素について

乳がんの原因や、乳がん発症のリスクを高める要素については諸説あります。

・食生活の欧米化によるカロリーやコレステロールの高い食生活
・飲酒や喫煙
・30歳以上での妊娠出産、また出産経験がないこと
・閉経前後共に肥満傾向であること
・遺伝によるもの

…などの要素が考えられています。セクキャバ・いちゃキャバで働く女の子の世代なら、閉経という年齢の方はいないと思いますから、この中でもし発症リスクを高める要素があるとすれば、食生活か喫煙ではないでしょうか。

カロリーやコレステロールなどが高い食生活や喫煙は、乳がん発症のリスクを高めるだけではなく、他の病気へのリスクも高まります。食生活や喫煙と言った習慣的なことを急に変えることは非常に難しいことですが、意識を持つことで少しずつ注意していくようにしましょう。

普段から自分でできるセルフチェック方法について

乳がんのセルフチェックのやり方

触診は就寝前に寝転んだ状態で行うと、セルフチェックがしやすいです。目視でのチェックは入浴前がやりやすいのですが、どちらが先でもかまいません。

1:右腕を上げて、左手で脇の下から左の乳房にむかって胸の表面を押しながら少し揉むように、シコリなどができていないかをチェックしていきます。

2:それから乳輪や胸の内側、側面や下側などもしっかりと触ってシコリなどがないかを確認します。

3:左側の胸も同様に、左腕を上げて右手でチェックをしていきます。

目視でチェックするところ

目視によるセルフチェックは入浴前に鏡の前で行うとわかりやすいです。

・左右の乳房の変形や大きさに差がないか
・シコリなどができていないか
・皮膚にひきつりなどができていないか
・胸にえくぼのようなへこんだ箇所はできていないか
・皮膚のただれや赤みなどはできていないか
・乳頭から出血や異常な分泌物などは出ていないか

このようなこともセルフチェックしてみてください。触診とどちらが先がいいなどは特にないので、自分のやりやすい流れでチェックするとよいでしょう。

医療機関による乳がん検査について

無料検診もあります

お住まいの地域(市町村)によっては、定められた年齢になると、乳がんの無料検診のハガキやチケットが郵送されてくることがあります。検診を行う年齢は地域により違いはありますが、ぜひ利用してみてください。

いつでもOK!医療機関での検査

医療機関では年齢や時期に関係なく、マンモグラフィー検査や超音波検査(エコー検査)で乳がん検査ができます。

乳がん検査には保険が適用になりませんが、マンモグラフィー検査で4,000円~5,000円程、超音波検査で3,000円~4,000円程というのが全国的に相場です。

マンモグラフィーは放射線(X線検査)による乳がん検査です。超音波検査よりもより正確に画像検査をすることができます。

しかし妊娠中や妊娠している可能性がある場合や若年の方、豊胸手術などにより胸にインプラントなどが入っている場合は超音波検査を進められる場合が多いです。

年に一度の定期検査がおすすめ

どちらの検査方法の場合でも、問診から触診、検査の過程では1時間ほどの時間で済みますから、少々面倒だと思っても、安心のためにも年に1度の定期検査をおすすめします。

毎年誕生月に、マンモグラフィー検査や超音波検査などいずれか、または両方の検査をするようにしておけば、前回が何月だったか思い出しやすく覚えやすいのでオススメをしている医療機関は多いです。

乳がん予防に期待あり!

もむだけ!

乳がんの予防に効果が期待されていること。それは胸を揉むという簡単な方法です。
これは冗談ではなく本当のことで、将来的にがん細胞に変化をする可能性のある悪性細胞を、胸を揉んで刺激することにより、普通の細胞と同じ細胞分裂のパターンにもどることで、がん細胞になりにくくなるといいます。

少し説明が難しいかもしれませんが、要は細胞に刺激を与えることによって悪性の細胞を予防する効果があるということです。

セクキャバで働く女の子は、バストケアも気になっているところだと思います。お仕事でアピールする部分ではありますが、あなたの大切な体の一部です。自分の胸を大事にしながら、病気予防も気にしてみてくださいね。

まとめ

今、若い女性の乳がんも増えています。「まだ若いから」とか「親戚に乳がんの人がいないから」と他人事のようには思わないでください。普段からセルフチェックをする習慣をつけ、年に1度は医療機関で乳がん検査をうけるようにするなど、積極的にアクションを起こしてよいと思います。ぜひセルフチェックをする習慣をつけるようにしましょう。

そして、普段から胸を揉むようにすることで乳がんの予防にもつながります。大切な体ですから、いたわりながら、お仕事を頑張ってくださいね。

この記事を書いた人:Timmy

幅広いニーズに柔軟に応えるWebライター。コツコツ型。知らないジャンルもしっかり調べてなんでも書きます!アイコンはみんな大好きチーズケーキ。差し入れ大歓迎~(*´○`)♪