「キャバクラ」と「セクキャバ」の違い解説★仕事内容・体入・求人についてご紹介
キャバクラとセクキャバについて
高収入バイトといえばナイトワーク(夜職/水商売)です。その中でも『キャバクラ』は00年代からキャバ嬢専門雑誌が発売されるなどして認知度がUPしましたが、『セクキャバ』はまだまだ知らない女の子も多いはず。
キャバクラとセクキャバの違いについて解説する前に、まずはそれぞれの業種について簡単におさらいします!
キャバクラとは▶飲み系
「キャバクラ」とはキャバレークラブの略で、男性客が女性キャスト(ホステス)と一緒にお酒を楽しみながら会話をする場所です。風俗ではないので基本的に過度のボディタッチは禁止で、お互いに服を脱ぐこともありません。お客様は一人で来店して息抜きをすることもできますし、団体客が一種の社交場として利用したり、接待に使われることもあります。
セクキャバとは▶キャバクラ以上風俗未満
「セクキャバ」とはセクシーキャバクラの略で、昔は「おっパブ(おっぱいパブ)」とも呼ばれていました。キャバクラのように店内のフロアでお客様の席につき、会話をするまでは同じですが、キスや上半身へのボディタッチ(バストタッチ)があるのが大きな違いです。
風俗のように射精させるサービスはないので、フェラや素股などハードなプレイは絶対にしたくないという女の子でも働くことができます。そして、キャバクラのようにお酒を大量に飲んだり、お客様と連絡先を交換して時間外営業をする必要もありません。
キャバクラとセクキャバの違い
女の子の募集条件の違い
条件/業種 | キャバクラ | セクキャバ |
---|---|---|
募集年齢 | 18歳以上 ※20歳以上の店もある |
18歳以上 |
平均年齢 | 24歳前後 ※それ以降は店による |
20代~40代 |
容姿 | ルックス重視 | 巨乳ならぽっちゃりでも大歓迎 |
お酒 | 飲めたほうがいい | 飲めなくても大丈夫 |
シフト | 勤怠に厳しい ノルマや罰金制度あり |
自由シフト ノルマや罰金特になし |
どちらも18歳未満(高校生)は応募できません。18歳以上で高校を卒業していれば応募することができますが、キャバクラはお酒を飲むお店なので「20歳以上から」と明確に表示しているお店もあります。
※大学生・短大生・専門学生などは大歓迎しているので、学業と両立することはできます。
キャバクラは「求人情報には載っていない部分」を意識する必要があり、例えばどのお店でも「未経験大歓迎」とは書いていますが、ルックスや年齢で落とされることが多いです。「容姿端麗な方歓迎」と書くようなお店もあるくらいなので、容姿に自信がないとハードルが高く感じるかもしれません。
それに対しセクキャバは、容姿不問やぽっちゃりOKなど、幅広く募集しているお店が多いです。
- ♥キャバクラと違い、お酒が飲めなくても大丈夫※飲める子はアピールしても良い
- ♥キスやバストタッチがOKならできる!
- ♥巨乳大歓迎/ぽっちゃりOKのお店が多い
- ♥個人プレイなのでお話が苦手でも大丈夫
- ♥経験や年齢は不問のお店が多い
お店側としてはぜひ女の子に来てほしいのと、詳細は面接で教えてくれるので、事前相談の段階では詳しいプレイ内容などはわからないこともあります。どこまでタッチされるかは店により違うので、求人に載っていなければ面接時によく確認しましょう。
これは別にお店が隠しているわけではなく、話しながらのほうがお互いの希望条件のすり合わせや、説明しつつ質問に答えたりしやすいだけなので、まずは気軽にお話を聞きに行ってみてくださいね。
面接=入店ではないので、その場で採用されたからといって、絶対に働かなければいけないわけではありません。お話だけ聞いて帰っても大丈夫ですし「家に持ち帰って考えます」や「後日体験入店したいです」など、判断や日程をずらすことができます。そこは普通のアルバイトの面接と同じですね。
活躍できる年齢について
キャバクラは大体20歳から始めて23~24歳がピークで、あとは就職するなり引退して昼職に専念する女性が多いです。お店の売上を支えているような人気ランカーならそのまま在籍もできますが、25歳以上になると多くはお姉さん系キャバや少し高級なクラブに移籍したり、逆に安い大衆キャバに移るなどお店を変える傾向にあります。
25歳以上でキャバクラに応募するとなると、経験者で顧客を持っている人は優遇されますが、完全未経験の場合は敬遠されてしまうこともあります。
それに対しセクキャバはお店のコンセプトにもよりますが、18歳以上~30歳くらいまで普通に求人が出ています。しっとりした雰囲気のお店(例:OL系や和風セクキャバ)や人妻系なら25歳以上~30代.40代でも需要があり、どの年代でも素人・未経験者を大歓迎しています。
学園系は20代前半までが暗黙の採用基準ですが、それ以外の普通のセクキャバや、それぞれの年代に沿ったコンセプト店も多いので、セクキャバのほうが年齢を気にせず求人を探しやすいと言えるでしょう。
お給料システムの違い(お酒の有無も)
お給料システムは店により異なるので、その店に確認するのが確実ですが、一般的には下記のような形になっています。
- ♥キャバクラ
- ・月末払いか週払い
・日払いは上限つきで前払い感覚
※上限5000円までで残りは給料日にまとめて支払い、など。
・遅刻欠勤等の罰金や、指名同伴ノルマなどがある
・ドリンクバック重視なのでお酒は大事
- ★セクキャバ
- ・全額日払いのお店が多い
・店舗によっては週払いや月払いの場合もある
・希望に応じて変えてくれることもある
・罰金やノルマは特になし
・ドリンクバックはあるが飲めなくても大丈夫
基本的にキャバクラはきちんとした店ほど罰金やノルマ、勤怠管理が厳しく、お給料も日払いではありません。お客様に高額のシャンパンを入れてもらったほうが売上が上がるので、自分もお酒を飲んだり、お客様にお酒をすすめる会話力も必要となります。
それに対しセクキャバは風俗業界寄りで、自由シフトでお給料も日払い可能(希望により週払いや月払いも可能)など自由度が高いです。厳しい罰金制度や各種ノルマもありません。
また、一般的にお客様はフリードリンクがつきます。女の子が無理にお酒をすすめたり、自分も飲んだりする必要はありません。アルコールNGでも働けるので、18歳~19歳でも応募できます。
ドリンクバック制度もあるので、もしお客様がお酒を飲ませてくれたらその分お給料にプラスαが入ります。「君も飲みなよ」と注文してくださったら、もし飲めなくてもお礼を言って乾杯しましょう。もちろんお酒が好きな子なら、それをアピールして一緒に楽しく飲むこともできます。
同伴アフターなどシステムの違い
システム/業種 | キャバクラ | セクキャバ |
---|---|---|
同伴 | あり | 基本はなし ※店による |
アフター | あり | なし/禁止 |
連絡先交換 | あり(重要) | なし/禁止 |
店外デート | 場合によってあり | なし/禁止 |
同伴とは出勤前にお客様と待ち合わせをして、ご飯やお買い物などをしてからお店に来ることです。待ち合わせ後に必ず一緒にお店に行くので、店外デートとは少し違います。
お客様は同伴料がかかり、キャバ嬢には同伴バックが入ります。(相場は同伴料の半額くらい)
同伴することで確実にその日の指名が入りますし、出勤時間が少しずれても大丈夫というお店が多いです。ただしキャバクラでは、ドタキャンされて遅刻すると罰金が発生するなど、それなりのリスクもあります。
セクキャバは基本的に店外でお客様と会わないので、同伴はないのですが、ごくまれに同伴OKにしているお店もあります。この場合も同伴料(同伴バック)が発生します。
アフターとは勤務時間後に、お客様と一緒にご飯を食べに行ったりカラオケに行くなど、店外デートをすることです。キャバクラはお触り禁止なのでここで距離を縮めたり、ホテルに誘おうとするお客様もいるので、泥酔しないように注意が必要です。
また、同伴と違いアフターは料金が発生しません。つまりお給料にならないのです。本指名のお客様をつなぎとめるためとはいえ店外営業なので、お店も守ってくれません。きちんと自己管理ができる女性でないと、トラブルの危険性があります。
そのためセクキャバでは基本的にアフターを禁止しています。アフターをOKにしてしまうと、お客様はお店でできたこと(いちゃいちゃボディタッチ)以上のことを要求する可能性が非常に高いからです。
アフターOKのお店で働く場合は、自分はNGにしておいたり、危機管理意識をしっかりと持ちましょう。
セクキャバのメリット・デメリット
キャバクラと比べた時のセクキャバのメリットはこちらです。
- ♥お酒が飲めなくても大丈夫
- ♥募集年齢が幅広い
- ♥巨乳・ぽっちゃり大歓迎、容姿不問など採用のハードル低め
- ♥完全未経験でもできる
- ♥会話が苦手でもOK
- ♥短時間接客
- ♥罰金・ノルマなどがない(厳しくない)
- ♥連絡先交換や店外デートの必要なし
- ♥顔出しなしでも大丈夫
- ♥シフト自由
セクキャバはお酒が飲めない子や、自由シフトで気楽に働きたい子に向いています。基本的にプロフィール写真の顔出しなしでもOKなので、誰にもバレずに働くことが可能!
コミュ力やトーク力に自信がなくても、笑顔で挨拶する程度のことや一般常識があれば大丈夫です。連絡先交換は「営業用TwitterならOK」程度で、こまめな時間外営業をする必要もありません。
デメリットはやはりキスやボディタッチがある点や、キャバクラのような華やかな社交性はない点などが挙げられます。「将来に役立つ人脈を築きたい」という強い目的があるのなら、キャバクラの方が有利です。
※水揚げとは、結婚を条件にお店を卒業(業界引退)させること。
ただし独立起業などを目的としている女性でもない限り、水商売での人脈をその後の人生で役立てる場面はそうないはず。「誰にもバレずに働いて、目標金額を稼いだらサッと卒業」を検討するなら、セクキャバの方が入りやすく辞めやすい業界です。
キャバクラもセクキャバも、体験入店といってお試しで働いて日払いでお給料をもらえる制度を取り入れているので、どちらの業種か迷っているなら、どちらも経験してみても良いでしょう。
▼基本的にどのお店でも体験入店大歓迎♪
時給5,000円稼げるお店も!
セクキャバQ&A
Q:キャバクラとセクキャバの時給はそれぞれどれくらいですか?
A:キャバクラの平均時給は3,000円程度。
セクキャバは地方2,500円~、都会3,000円~5,000円が目安です。
Q:セクキャバのお給料はどんな感じですか?
A:お給料システムはお店により異なります。「時給+各種バック(指名料/ドリンクバックなど)」のお店や、「接客数(歩合)か時給で計算して高い方で支給」などなど…。一般的には日給2~3万円稼げるのがセクキャバです。
Q:月給どれくらい稼げますか?
A:勤務日数などにもよりますが、平均月給30万円~最高100万円以上稼ぐ子もいます。
Q:完全日払いなんですか?
A:セクキャバは日払いのお店が多いですが、相談すれば月給(月締め)にしてくれるところもあります。月払いのほうが貯金しやすい方などは、一度相談してみても良いでしょう。
※その際は日々の売上をきちんと自分でも把握しておくと安心です。
Q:キャバクラはドレス代や出勤前のヘアメイク代が地味に大変でした。セクキャバも初期費用等はかかりますか?
A:セクキャバは特に初期費用など必要ありません。基本的にお店が衣装や備品類を用意しているので、自分でドレスやバッグ等を買う必要はないです。
Q:容姿に自信がありません、自分でも採用されるでしょうか?
A:店内の照明が暗いのでルックスに自信がなくても大丈夫ですが、お店の求める女の子の傾向は公式サイトの「在籍女性一覧」で確認しておくと安心です。例えばぽっちゃり大歓迎のお店や人妻系もあれば、CA・OLコンセプトでお姉様系を求めているお店もあります。
Q:体験入店してみたいんですけど、1日体験してから本当に入店するかどうかを検討するのってアリですか?
A:もちろん大丈夫です。そのための体験入店なので、やってみて「これならできそう」と思ったら本入店すればいいし、「やっぱり無理かも」と思ったらその日限りで退店(辞退)しましょう。お店も無理な引き止めなどはしないので、辞めたい場合はお店の人にそう伝えてくださいね。
セクキャバはこんな子におすすめ!
セクキャバは基本的にどのお店でも体験入店を歓迎しています。業界がはじめての女の子でもわかるように、お仕事内容や待遇などは面接できちんと説明してもらえるので、まずは一度お試し入店してみるといいでしょう。
「お酒が飲めないけど高収入を稼ぎたい」
「キャバをやるには容姿やコミュ力の自信がない…」
「かといって風俗はこわい…」
「シフトなど自由度の高いバイトがいい」
「日払いでお金がほしい」
など、始める理由は人それぞれ!ルックスに自信がなくても、会話が苦手でも、愛嬌やおもてなし力のある子、稼ぎたいという気持ちがある子なら大丈夫です。
お客様もキャバクラほどの会話は求めていませんし、風俗ではないのでハードプレイがないこともわかっています。「女の子とお酒を飲んで、ちょっとお触りして癒されたい。風俗に行くほどじゃない」という感覚で遊びに来るので、ルールの範囲内で楽しい時間を提供できると良いですね。
お店の中には「面接交通費の支給」をしているところもあります!お仕事を探す際は、ぜひ当サイト【ぱふきゅー】をご活用ください。
この記事を書いた人:ぱふナビ編集部
ぱふぱふナビ編集部:セクキャバ(おっパブ・2ショット)、いちゃキャバ、ランパブ系のお仕事情報を随時更新♪求人探すならぱふきゅーで★